現地でつくってもいいですし、事前につくって竿に巻いておくのもいいと思います。
■手順1:竿にラインを付ける!
竿を伸ばせば、先に「紐」がついています。
それとラインを結びます。
結びかたもありますが、わたしは「団子結び」を何回かしているだけです。

ちなみに、結んだあと、やや強い力でラインを引っ張ってみましょう。ラインがとれれば、しっかりと結びなおします(あまりに強い力で引っ張らないでくださいね。竿が壊れてしまいます)。
■手順2:竿を伸ばして、ラインを切る!
竿を伸ばしてください。
竿の7〜8割くらいの長さのところでラインをハサミで切ります。
※写真のウキの位置くらい

ちなみに、ラインの長さが短ければ水面まで仕掛けが届かないですし、長すぎると扱いにくくなります。
■手順3:ラインにウキゴムを通して、ウキをつける!
ラインの片方は竿の先の紐と結ばれています。
もう片方には何もついていません。
その何もついていないほうから、ウキゴムを通します。
そして、ウキゴムにウキをつけます。
ウキゴムにウキの先を差し込むだけですが、ギュッと差し込まないとウキだけ流れていくことがあります。
ちなみに、ウキゴムの「方向」に気をつけてください。ウキが下記の写真のようになるような方向になります。
■手順4:ラインにサルカンを結ぶ!
ウキゴムを通したあと、ラインの先にサルカンを結びます。
※結びかたもありますが、わたしはいつも団子結びを何回かしているだけです。ちなみに、なぜ団子結びはダメなのかというと、大物が釣れたときなど、そこから切れたり、ほどけたりするためです。が、所詮、小物釣りなのでこだわる必要はないのかな、と。
見にくいですが、以下のようになります。
※写真では、サルカンの右に赤い糸があります。これは手順5でつけるハリス付のハリです。

■手順5:サルカンにハリス付のハリをつける!
サルカンの片方にはラインが結ばれていると思います。
もう片方に、ハリス付のハリを結びます。タナゴ用のハリですね。
見にくいですが、以下のようになります。
※写真では、ハリスに割ビシが付いていますが、これは手順6でつけるものです。

■手順6:割ビシをサルカンとハリの間くらいの位置につける!
割ビシをサルカンとハリの間くらいの位置につけます。
つけかたは、割ビシの割れたところに糸を入れて、割ビシをペンチでギュッと握りつぶすだけです。
割ビシが動かなくなるように、ギュッと握りつぶしてください。
ちなみに、小学生のころは、ペンチを使わずに歯でかんで割ビシをつぶしていましたが、現地ではミミズやエサを触った手で仕掛けをつくることがありますからねー

これで完成です。
難しく感じるかもしれませんが、めちゃくちゃ、簡単ですよ!
ただ、ラインが細くてサルカンなども小さいので、ちょっとイライラしてしまうかもしれませんが。
あとは、現地でミミズを捕って(ここでスコップを使います)、針の大きさに切って(その辺にある石でブチッと切るといいでしょう。100均でカミソリの刃を買っておいて、それで切るのもいいとは思います)、針にミミズの切れ端をつけて釣りするだけです。
エサを買う場合は、「赤虫」を買うといいでしょう。赤虫ならそのまま針につけるだけでいいと思います。
参考までに、割ビシが重すぎるとウキが沈んでしまいます。その場合はウキを大きなものに替えるか、割ビシを減らします。ウキが浮かんでも横に寝る場合は割ビシが軽すぎるので割ビシを増やします。ただ、この仕掛けだとこういう調整は不要と思いますが。
<注意>竿の扱いには気をつけましょう。特に竿の先を収納するとき、無理をすると折れてしまうことがあります。店員に竿の収納方法を聞いておくことをお勧めします。